猿対策事例 of 有害鳥獣対策ネット 人と獣の住み分け柵

四国鳥獣害対策ネットワークにて 平成19年10月

◎鬼北農業指導班にて、桃園での「猿落君」設置効果実証されました。  《「猿落君」の基本的な設置方法・追払いナシ》 
◎被害レベルは、3から4と考えられます。 (過去3年間サルの食害を受け対策はしていなかった。)
◎「猿落君」の効果は、60%。天候の状況(病気・ムシの発生ナシ)では80%と推測されました。
◎「猿落君」設置方法の失敗を修正、今後複合柵など進化で効果アップへ。

猿被害レベルと対策効果

※自然環境研究センター資料参考。対策と対応は、過去の結果をもとにまとめてみました。
※対策は、レベルに対しての自分自身の畑を守るための目安としてください。

レベル1★

出没場所  

人家や農地に近い山林で頻繁に見かける。田畑に出るチャンスをう かがっている。
人への反応
人を見ると急いで逃げる。人に対してびくびくしている。

被害状況  

林縁のカキや栗を食べる。「カキや栗なら食べられてもいいか・・・。(人)」 林縁の内の椎茸を食べる。

注意!!

対策  

ネットを張れば、危険をおかしてまで出没しない。
効果

対応
個人での対策

レベル2★★

出没場所  

数頭が、まれに収穫後の農地に一時的に出没する。1~2頭、様子を見ている。
人への反応
人を見ると急いで逃げる。人に対してびくびくしている。

被害状況  

林縁のカキや栗を食べる。「くず野菜だったら食べられてもいいか・・・。(人)」畑のくず野菜等食べる。

危険!!

対策  

設置したネットに対して危険と判断する。
効果

対応
個人での対策

レベル3★★★

出没場所  

群れ全体が、農耕地に季節的に出没する。群れでやってくる。数頭がまれに人家の庭先にも出没する。
人への反応
人を見ても逃げない。生活の場所が広がる。追い払うと逃げる。

被害状況  

農地の野菜や草を食べる。<簡単においしい物を食べれる。(サル)>庭先でカキや栗を食べる。

ヤバイ!

対策  

ネット設置とともに、花火などでの追い払いが必要。
効果

対応
地区での対策

レベル4★★★★

出没場所  

群れ全体が、農地にほとんど通年出没する。サルに取って当たり前のことになる。人家に侵入する。
人への反応
追い払っても逃げない。慣れてしまう。人を威嚇する。元の生活に戻りにくい。

被害状況  

農作物全般を食べる。子ザルもおぼえてしまう。人の持ち物を奪う。人を噛む。   

最悪!!

対策  

地域(地区より広い範囲)での対策案が必要。
効果

対応
地域での対応が不可欠。